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web拍手・日記コメントへのお返事はこちらでさせていただきます。※突発的にエロもあるかも。
いつのまにやら「続きを書く」のボタンを押してました。う~ん。特になんてないんですが、また書き直すのも面倒なのでメモ書きなヒバツナでも。
沢田家、早朝7時。
その日はランボが俺のベットの上で暴れ強制的に起こされた。
だからいつもより少しだけ早く学校に行く事になった。
丁度その週は服装検査があり風紀委員が校門の前に数人立っていた。
その中でひときは目立つ人物が目に入る。
ヒバリさんだ。
大丈夫。ネクタイもしてきた。
カッターシャツはズボンに入れている。
風紀のチェックに引っかかるようなことはひとつもない。
注意をされない自信はあっても鬼の風紀委員長を目の前にして恐怖心がない生徒なんているはずがない。
もちろん綱吉だってそうだ。
目が合っただけで理不尽なことを言われて咬み殺されてはたまったもんじゃない。
綱吉が俯いたまま雲雀の横を通り過ぎようとしたその時、
「今日は間に合ったみたいだね」
初対面があんなだったからなるべく関わらないようにしていたのに。
だからいつも雲雀の足もとばかり見ていたけれどその日は違った。
予想もしなかった雲雀の柔らかい言葉に思わず顔をあげてしまった。
そこには弧を描く口元、僅かに細められた漆黒の瞳。
ー雲雀が笑っていた。
優しく微笑むなんて雲雀からは想像も出来なかったから余計に驚いた。
目を見開いて固まっていると「ふぅん。僕を無視するなんていい度胸だね」とトンファーを取り出された。
そんなつもりは全くないです!!と慌てて謝るとどうにか殴られずに済んだ。
どうしてだろうヒバリさんと目が合うと息が出来ないくらいきゅっと胸が締め付けられた。
理由はよく分からなかったけれど、その場にこれ以上いたくなかった。
90度に近いお辞儀をして逃げるように雲雀から離れた。
走って駆け込んだ教室。綱吉は自分の机に顔を埋めた。
落ち着いてよく考えたらあの時ヒバリさんに見とれていたんだと冷静になった頭で理解した。
でもまだ頬が熱い。心臓だって50m走をした後みたいにドクドク高鳴っていた。
あとから登校してきた山本と獄寺くんに真っ赤になった顔を見られて風邪かと心配されたがたぶん違うと思う。
俺はヒバリさんのことが、………。
好きになってるだなんて、言ってもいいんだろうか。
これでも両思いな設定。(だと言い張る
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