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web拍手・日記コメントへのお返事はこちらでさせていただきます。※突発的にエロもあるかも。
【第16話 *小さな恋人】--- 6月13日(土) ---
朝、目が覚めるとオレは子供になっていた。
「な、なんだよこれ―――!!?」
普通こんなのってありえない。まだ夢を見ているのかと思い自分の頬をつねってみた。
ううう…いたい…なんだよこれぇ…
どうしていいか分からず力なくベッドに座り込み涙をこらえていると、肩からがパジャマがずり落ちる。
当たり前だが昨日までピッタリサイズだったのに。
これじゃまるで縮んでしまった現実を見せ付けられたみたいだ。
どうしてこんなことに…
「…もしかして、きのうたべたリボーンのラムネのせい…?」
絶対そうだ!思い当たるのは昨日の出来事だ。
そうとわかれば一刻も早く元に戻してもらわなくてはいけない。
昨日ヒバリと約束をしたからだ。こんな小さな体ではまともな料理なんて出来ない。
だが、見上げたハンモックにリボーンの姿はなかった。
時計を見ると9時半を少し回ったところだ。
朝食の時間はとっくに過ぎている。階下にいる可能性が高い。
綱吉はブカブカのパジャマの裾をまくりベッドから降りる、が。
短くなった手足では簡単には降りることができない。
後ろ向きになり布団を使ってずり落ちるように足をそっと床につける。
「んっしょっと。はぁ…小さいってたいへんだな…」
やっとの思いでベッドから降りた綱吉だったが
この後、さらに大きな問題が待ち受けていた。
***
「や、やっと、ここまできた…」
肩で息をする綱吉はここ、キッチンに辿り着くまで30分もかかってしまった。
まず、部屋の扉を開けようとしてドアノブに手が届かずマンガ本を台にして開けるのに5分。(2回もマンガ本が崩れた。3度目にしてやっと成功)
次に階段。ベッドと同じ要領で降りようとしても体を支えるものがなく何度も落ちそうになった。最後の一段で油断して足を滑らせて鼻を少し擦りむいた。
ぺたぺたと廊下を歩き、ダイニングを通ってキッチンへと向かう。
それにしても家全体が静かだ。テレビの音はもちろん人がいる気配が無い。
いつもより広く感じる部屋を見渡たしてみるがやはり母親の奈々を初め、ランボやイーピン達がどこにも見えない。
みんなして隠れている?いや、リボーンのことだ。
この状況をほっとくとは思えない。助けるのではなく、茶化しに来るに違いない。
「かーさーん?りぼーんどこにいるんだよ~!」
…みたいな感じでこの後、雲雀さんが来る予定でしたが色々と長くなりそうなので全部書き直します。あ、でもツナはちっちゃくなるのはそのままです。ショタだいすきv
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