ヒバツナ生活

ふへへｖ　新しいPC買っちゃったぜ～！
給料が入ったばっかりだったので一括で買いました。分割は後からきついから。でも来月でバイトを一つ辞めるので春になったころには貧乏なちおなに戻ってるかと…その前に買っちゃったほうがいいんじゃね？というノリで購入したんですが…今後悔してもどうにもならないので開き直ります！！

ちなみにワイヤレスのキーボード＋マウスですっごく使いやすいです。しかも画面が広いし、めちゃくちゃ綺麗！！


先週からストップしているお返事ですが週末までには必ず…！

ヴァンパイアの恋。

頭が重い。手足に力が入らない。
そしてぐらりと世界が反転した。

それはいつもの事。


重たい瞼を開けると目の前には見慣れた天井が広がった。
遠く感じるのは自分がベットで寝ているからだろう。
保健室の匂いはもう嗅ぎ慣れた。

ぐるる…

（お腹、すいた…）

空腹で目が覚めるなんてあんまり気持ちのいいものではない。
それでも本能を抑えることができない。
日に日に強まっていく本能。
抗うことなんて出来ないと分かっていても限界まで抵抗するんだ。
だって、俺はヒバリさんとこれ以上離れたくない…

胸の奥、深くて死ぬまで色あせないこの気持ち。
同性に抱く感情ではないことは分かっている。
それでもオレは、


「綱吉、気がついた？」
「あ、はい…」
「気分はどう？」
「……あんまり良くないです…」
「そう。赤ん坊から薬もらってきたから早く飲みな」
「ありがとうございます…」

ミネラルウォーターと一緒に手渡された赤いカプセル。
本当は受け取りたくなかった。だって、これおいしくないんだもん。

でもヒバリさんがこっちを見ている。その視線に耐え切れずオレはグッとカプセルを流し込んだ。
一度だって血の味をおいしいとは思ったことはない。口いっぱいに広がる鉄と体に力が入ってくる感覚は普通の人間にはないんだろうな。顔色がよくなったねと頬に触れてくるヒバリさんの手は温かくて、

涙が出そうになった。

こんなにも近くにいてくれるのにオレからは距離を縮められない。だってヒバリさんと一緒いる時間はオレにとって一瞬で終わってしまうから。


ヴァンパイアの血が半分流れているオレは人間の、しかも男であるヒバリさんの事が好きだった。




＊＊＊

これまた続きませーん！（おい）
ファイルを整理してたら書きかけの話があってのであげてみました。普通の人間のヒバリさんとヴァンパイア（人間とのハーフ）なツナの切ない系の話だった気がします。一年以上前ことなのでうろ覚えです＞＜
血を飲まなければいつか人間になれるというでまかせの情報を信じたツナ。今はリボーンが作った血のカプセルで生き延びてはいるものの、結果的にヒバリさんの血を（無意識に）吸ってしまって…と回り道をしながら最後はハッピーエンドになった、のかな？

 

[3回]