ヒバツナ生活イモリの黒焼きも！？

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2025-11-21 15:53

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Ｎ/Ｈ/Ｋでオペラの紹介番組があってて、その中で媚薬が取り上げられてました。

媚薬＝１８禁　と変換した方は挙手～！

もれなく、私とハイタッチができますよ～^^
いかんいかん、最近、頭の中がエロばっかだよ。2次元で出てくる媚薬と3次元でいう媚薬は別物なのにね！
身近なものでリンゴとかチョコレートがあるんですよね。
あ、だから（チョコばっか食べてる）骸は変態なのか。（違う…ともいえない？）
ツナには是非とも蜂蜜酒を飲んで欲しいですね。処理はもちろんヒバリさんにお願いします。

そして、地味に続いているヒバリさんの前からいなくなるツナ話の続きです。雲雀さんだけの視点だと分かりにくいのでツナ視点も書こうと思います。今回は雲雀さんSideで～す＾＾

涙のキスだけ、貴方を好きになる。【後編　雲雀Side】

沢田に明日は来ない。そんなこと信じられない。

信じたく、なかった。

君は僕にこんな気持ちにさせておいていなくなるなんて絶対に許さない。
でも今すぐ戻ってくるっていうなら咬み殺すのはやめてあげるよ。
だから、また応接室においでよ。雑用なんてしなくてもいい。
君が作った卵焼き美味しかったよ。上手くなるまで僕が食べてあげる。
だから、

「いつまで寝てるの。早く起きなよ。」

僕の問いかけに沢田は答えない。
冷たくなった手を握っても動かない。
彼は二度と、目覚ますことはない。

沢田が屋上からいなくなったのは単に帰っただけだと思っていた。
でも応接室に戻る途中に草壁からの報告はこうだった。

「沢田綱吉が昨日、交通事故に遭ったそうです。それで…」

沢田綱吉は金曜の夕方。学校の帰りに交通事故に遭い、病院に搬送させてから2時間後に息を引き取った。
そんなはずない。だってさっきまで一緒にいたじゃないか。
あれが幽霊なんてありえない。
会話もしたし、沢田は自分で転んで怪我をしていた。
柔らかい頬を抓ってお昼を一緒に食べた。
細い手首も、抱きしめた時の温もりも全部、生きてる人間のものだった。

「ねぇ、君なら何か知ってるんじゃないの。赤ん坊」
「…、お前には記憶があるんだな」
「記憶も何も昼間のことくらい覚えてるよ。それよりもあの沢田は偽者なの？」
「アイツはツナだ」
「じゃあここにいるのは？」
「そいつもツナだ」
「だったら僕の所に来たのは沢田なんなの。そもそも沢田は死んでなんかいないんじゃないの？そうとしか考えられないよ」
「いや、ツナの魂はオレが預かっているからそれはないぞ」
「魂って…君、何者なの」

「オレは死神だ」という赤ん坊は全てを語り始めた。

沢田の家に赤ん坊が来た本当の目的は彼の最期の一年を見届けるためだと言っていた。彼が事故に遭い死んでしまうのは誰にも阻止できない。だが、14歳という短い時間で人生が終わってしまうにはあまりにも酷だ。彼に友達や家族との繋がりをもつきっかけを作り、未練がないようにするのが赤ん坊の仕事だった。

そして本当なら土曜日に事故に遭うはずだった。

でも金曜日、事故から2時間後に彼は息をひき取った。昏睡状態の中、赤ん坊は沢田の意識の中に入りある約束を交わした。本来ならば土曜日に事故に遭うはずだったが、なにかの手違いで一日短く終わってしまった人生。それならば。と、あと一日だけ猶予を与えたのだ。
ただし、一人の人間にしか会えないし、声も届かない。その代わり肉体は生きている頃と同じだ。

そして、その相手に僕が選ばれていた。

「ねぇ、沢田はどうして僕の所に来たの。彼には家族も友達もいるだろ」
「ツナに言われなかったのか」
「何を？」
「ったく…最期までダメツナだったなんだな。まぁそれがアイツの答えなら仕方ねぇな」
「だからなんなの」
「これはオレが言うべきことじゃねぇからな」
「じゃあ沢田に直接聞くから生き返らせてよ」
「それは無理だな。人間の死は世界の摂理の一部だ。それにオレは死神だ。この魂を届けるのが仕事だからな」
「僕は何も知らないままこれから生きていくの？こんな不愉快な思いをし続けるなんて僕は御免だよ」

「そうだな。記憶を消すこと前提でお前に会わせたからな。ツナを生き返らせることは不可能だが魂のカケラを見せてやるぞ」

赤ん坊は黒い銃を取り出し、銃口を僕に向けた。
帽子の下に三日月。一発の銃声と硝煙の匂い。
僕に打ち込まれた弾は沢田の魂のカケラ。
何を想い、何を伝えたかったのか。僕を選んだ理由はきっとここにある。

映画のフィルムのように巻き戻るこれは沢田の最期の一日。

＜続きます！＞

次のツナSideで終われる…かな？

[2回]