ヒバツナ生活初心に戻ってみたり

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2025-11-25 04:09

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可愛いマフラー欲しいです。今もってるものは白いマフラーなんですが普段着ている服がモノクロばっかりなので地味な格好になりがちです。てか、法事に行くの？といわれても否定できないくらいオシャレセンスがゼロです。なのでマフラーを可愛いものにしたらどうにかなるだろうという安易な考えなんですけどね；
一番の希望は淡いピンクなんですが…どこに行ったら買えるかな。ジ/ャ/ス/コ？ゆ/め/タ/ウ/ン?それとも、し/ま/む/ら？

そういえばヒバツナ話を書くと、最初から両思い→すれ違い→でもハッピーエンドというパターンになりがちなので、原点に戻ってみて「ツンな風紀委員長×ヒバリさんのことが怖くて怯えてばっかりのダメツナ」で妄想してみました。

赤ん坊と一緒にいる草食動物の視線が気になる。気になるというか、あの怯えた目で見られるのが不愉快だ。初対面でいきなり殴ったりしたのが原因なのかもしれないけど、あそこまで怖がらなくてもいいじゃないか。いつもはあんなに楽しそうに笑ってるのに。
だから彼を咬み殺すようなことは極力避けるようになった。それよりも話をしてみたいと思う自分がいたことに最近気づいた。それでも彼の表情からは恐怖心はなくならない。それなら、どうすればいいのかと直接聞くことにした。どうせ今日も補習だろうと放課後、校内放送を使って彼を呼び出した。

「君は僕のことが怖いの？」
「え、あ…それは…」
「やっぱり怖いんだ」
「いえ！そんなことはない、です…」
「目が泳いでる。嘘だってバレバレだよ」
「嘘なんかじゃないです！怖くなんか、ないです！」
「そう、分かった。」
「あの…それを聞くために呼ばれたんですか？」
「うん。君の気持ちはよく分かった。」
「ひ、ばりさん…？」
「君は今日から僕の身の回りのことをして」
「…え？」
「僕は一日でも早く僕のことを怖がらないようにするにはこれが一番だからね」
「それってどういう意味ですか…？」
「君は僕といることに慣れれば怖がらなくなるだろ。だから昼休みと放課後は応接室に来るんだよ」

その日から、草壁がやっていた仕事を沢田綱吉にさせた。最初は必要な書類をシュレッターにかけたり、掃除をしていたはずなのに花瓶を落として逆にちらかしたりとしていたけど。それでも必死に謝って時間をかけて仕事をしていた。校内の見回りの途中で迷子になっていたのには驚いたけど。作業は遅いが、一生懸命取り組む姿は見ていて悪い気はしなかった。時々、茶菓子をだしてやると花が咲いたように笑顔になることにも気づいた。でもその表情も僕と目が合うとすぐに消えてしまうけど。
そう、沢田が応接室に出入りするようになって一ヶ月たっても僕と彼の距離は縮まることはなかった。

「ねぇ、君はまだ僕のことが怖い？」
「え…」
「まだそうやって怯えてる。君はいつになったら僕のことを、」
「こ、怖いです…ヒバリさんのこと」
「…そう。分かった。」
「すみません…」

うつむく前、沢田は泣きそうだった。それから沈黙が続いた。
殴らなくても、冷たくしなくても。何をしても効果がない。時々、触れるのがいけないんだろうか。頭をなでるくらいいいじゃないか。だって君からは甘い匂いがするんだ。無意識に伸ばした手の理由を聞かれても僕にだって分からない。

僕は沢田にどう思われたいんだろう。

* * *

全ては一ヶ月前、ヒバリさんからの呼び出しから始まった。
正直、ヒバリさんとは関わりたくなかった。すぐにトンファーを取り出すし、理不尽なことで咬み殺されることもあったから。だからヒバリさんから「僕のこと怖い？」と聞かれたときは困った。まともに答えてたらどうなるか分からない。必死についた嘘はすぐに見破られてしまったけど。
最初はヒバリさんと一緒にいれば恐怖心がなくなるなんてありえないと思っていたのに。それがどうしてこうなったかはオレにだって分からない。

いつのまにか怖いという感情が薄れていっていた。

それと入れ替わるように別の感情まで芽生えてしまっているなんて。

「ヒバリさんのこと、もう怖くないです」
そう言ってしまったら、もうオレのことを呼んでくれない。必要としてくれなくなる。
そんなの、嫌だ。

傍にいるためには怖いふりをしなくちゃいけない。

本当はオレ、ヒバリさんのことが―…

その先を言ってしまったらなにもかも失ってしまう。
オレは弱い草食動物だから。今のままでいいんだ。そう自分に言い聞かせて今日もまた応接室へと向かう。

何があっても、あなたがくれたこの感情は一生、言葉に出来ない。

END

とりあえず、この後、山本とかと屋上で話してて

「ツナってヒバリのこと怖くねーの？」
「え、怖く…ないよ、ヒバリさんって優しいところもあるし、それに」
「好き、とか？」
「え！？」
「ツナ、分かりやすいのな～」
「ウソ！？ヒバリさんに気づかれてるかな！？」

と、慌てていると、実はヒバリさんが給水塔にいて全部の話を聞いてて～と最後はハッピーエンドになります＾＾

あれ？なんか思っていたのと違う気がするけど…；ふたりが幸せになるなら、いいか☆

[4回]