[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
web拍手・日記コメントへのお返事はこちらでさせていただきます。※突発的にエロもあるかも。
***
扉を開けると暖かい風が頬を撫でたこんにちは、ヒバリさん。」
「だれ。君。」
「オレは綱吉って言います」
「僕に何の用?」
「えっと、用っていうか…」
「僕と戦いにきた、風には見えないね」
「めっ滅相もない!オレなんかがヒバリさんに勝てる訳ないです!」
「確かに君から強い感じはしないけど、気配がまったくなかったから聞いてみただけだよ」
「はぁ…そうですか…」
「それで。君の本当の目的は何なの」
「お、オレ……ひっヒバリさんとお話したくて来ました!」
「…………」
「あの、ひばりさん…?」
「なにそれ。何の冗談?」
「冗談なんかじゃないです!オレ本気です!」
「お願いですっ今日だけでいいんです!一緒にいさせてください!」
弱い草食動物だと思ったがあの紅い瞳にはどこか強い意志を持っていた。
闘志とは違うなにか。
向けらたことがないその色が何なのか分からなかったけれど。
だけど、
「いいよ。」
「えっ!?いいんですか!!?」
「僕がいいっているんだからいいんだよ。それとも何。今更帰るとか言い出すの。」
「そんなこと絶対しません!ヒバリさんといたいです!」
「そう。」
「ひばりさん」
「なに。」
「ありがとうございます!」
「別に…」
これは雲雀と綱吉が初めて出会った日のお話。
***
03 | 2025/04 | 05 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 |