ヒバツナ生活

今年こそ、睡蓮を咲かせたい！まずは買ってこないといけないんですけどね。あとメダカも一緒に飼うといいらしいよ。魚って普通横からみるものだけど（熱帯魚とか）金魚は上から見るものだってテレビで言ってて「そういえばそうだな～」と思った記憶があります。確かに玄関とかに置いてある金魚よりも金魚すくいの方が可愛いですもんね。ひらひらの尾とか綺麗＾＾
なので睡蓮鉢は金魚を見るときには最適なんです。ホームセンターに行ってこようかな。

イキナリ話は変わりますが、王道が好きです。特に記憶喪失ネタ。雲雀さんかツナどっちでもいいけど今回は雲雀さんが記憶をなくす話で。

ツナが中２の時に二人は付き合い始めます。雲雀さんからの告白です。ツナは１年前から片思いをしていたので、まさか両思いになれるとは思っていませんでした。でも雲雀さんはツナの事を大切に思ってくれて、少しずつ距離が縮まっていきました。付き合って半年が経つ頃にやっとキスをするといったスローペースでしたが、ツナは十分幸せでした。
それからしばらくしてツナの誕生日が近づいてきました。「プレゼントなにがいい？」と聞かれても物欲がないツナは何も答えられません。むしろその気持ちだけで十分嬉しいからです。結局具体的な物も言えないまま誕生日当日が来ます。
その日はちょうど日曜日でデートをすることになりました。行先は並盛動物園です。普段なら雲雀さんが家まで迎えに来てるれますがその時は先に用事がるということで駅で待ち合わせをすることになりました。遅刻魔のツナでしたが雲雀さんとデートとなると待ち合わせの時間より３０分も早く到着してしまいます。ドキドキしながら待っていたツナですが１０分、３０分、１時間と待っても雲雀さんは現われませんでした。携帯も持っていないツナだったのでただ待つしかありません。事故に遭っているんじゃないかと気が気ではありませんが、ここを動くわけにはいきません。行き違いになってはデートができないからです。きっと、来る途中で群れを咬み殺してるんだろうと気持ちをきりかえます。
とことがそれから５分が経った頃、雲雀さんではなく獄っくんが息を切らして走ってきました。少しだけ顔が蒼い気がします。
その獄っくんから信じらせないことを聞かされます。

「一時間前、雲雀が事故に遭って病院に搬送されました…っ」

たまたまその現場に居合わせた獄っくんが救急車を呼んだ後、今日ヒバリさんとツナがデートをすることを知っていたのでツナを探してくれていたのです。
救急車に乗った時には意識がなかったという雲雀さん。ツナは急いで並盛病院へと向かいました。


病室へ入ると雲雀さんが寝ていましたた。事故の衝撃で一時意識がなかったものの、外傷はなく念のための精密検査の結果待ちということで一般病棟の個室に運ばれてきたとのことです。ついさっき事故に遭ってなんて信じられないくらい普通に寝ている雲雀さん。ツナはほっとして思わずベッドの脇で座り込んでしまいます。膝立ちで覗き込んだ雲雀さんはとても気持ちよさそうに寝ていました。
この時、ツナは知りません。目を覚ました雲雀さんにトンファーで殴られるなんて。

「―君、だれ。」

雲雀さんはここ３年間の記憶を失っていたのです。




-------------------続く？

[3回]