かぐや姫=骸で帝か貴族のディーノで竹取物語パロがじわじわときてます。
D69が苦手な方はスルーしてください^^
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ある日、ツナは光る竹を見つけます。その中には藍色の髪をした赤ん坊が入っていました。それが骸です。ツナはその子を育てますが3か月が経つ頃にはその子は自分と同じくらいの歳になりました。(ツナは14歳設定です)ちなみに雲雀さんと一緒に暮らしてます。
ツナはその子に名前を偉い人につけさせますが
「なんですか、なよ竹のかぐや姫って。僕は六道骸という名前なんですけど。それに、-僕は男です」
とツンツンです。
骸は男の子ですが見た目の美しさもあり女の人に間違われます。そのうわさを聞いた都の貴族たちは骸を一目見ようと屋敷の周りをうろついたり面会を求めようとしますがことごとく雲雀さんに咬み殺されます。(←単に群れを嫌ってるだけ)それでも屋敷の周りは人が集まってきます。
しかも求婚してくる貴族まで出てきてツナも困ってしまいます。骸くらいのイケメンだったら女の子を落とすなんて朝飯前ですが、女の子にしてみたら自分よりも数段綺麗な骸と一緒にいるなんて、と身を引いてしまって結局男にモテるといった事態になってしまいます。
そこで骸は一つ提案をします。指定した珍しい宝を持ってきたものと結婚するということです。実在する宝物ですが実は全部骸が持っているものなので絶対に結婚なんてできないのです。
そんなことを知らない貴族たちは偽物を作らせたり、宝を探しにいったりとまんまと骸の策にハマってしまいます。今までのストレスと発散とばかりに貴族たちを玩ぶ骸はなんともいい笑顔です。
そんなある日、ヒバツナは温泉旅行に出かけます。この時、骸は屋敷に一人で優雅にぐーたら生活をしていました。すると屋敷の奥で大きな物音がします。骸がその部屋に行くとキラキラと金色に光るものがありました。あまりにも綺麗で見とれていると、それが人だと気づきました。状況から判断すると空から落ちてきたようです。それがディーノさんでした。
ディーノさんはエンツィオと遊んでいて池に落ちてしまった巨大化したエンツィオに吹き飛ばされて骸の所まで飛ばされてきたのでした。こんな出会いをした二人ですがお互いの身分や正体は知りません。でもディーノさんは雲雀さんの家庭教師をしていたこともあって、かぐや姫の噂は知っていました。なので後々骸がそのかぐや姫だと聞かされた時は驚きました。が、骸の部屋に遊びに行くようになりました。
そんなある日、骸が指定する宝を見つけに行くディーノさん。骸がすでに持っているとも知らずに。
週に数回遊びに来ていたディーノさんが急に来なくなります。
「骸いるかー?」
「………しばらく姿を見ないと思ったら、なんですその恰好は」
「いや、ちょっと色々あってな」
「そんなに泥だらけになって何してたんですか。」
「これ、骸にやるよ」
「なんですか、この貝は」
「えっと…なんだったっけ。燕の子安貝っていうんだっけ?」
「………は?」
「これ持ってきたら骸と結婚できるんだろ?」
「ただの貝ごときで僕に求婚するなんていい度胸ですね。それともからかっているんですか」
「からかってなんなねぇって!オレは本気だ!」
「本気って…僕、男ですよ。」
「知ってるよ。最初は綺麗な女の子だなって思ったけどな」
「僕の美しさは自覚してます。そういうことではなく、どういうつもりだと聞いているんです」
「?」
「会話が成り立たないのは初めてではありませんが、今回はヒドイですね…」
「そんなに落ち込むなって。次はちゃんと本物を持ってくるから待っててくれるか?」
「だから…そいういう意味で落ち込んでいるわけでは…そもそも、どうして宝探しなんかしてるんですか」
「骸のことが好きってこと!」
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ストレートなディーノさんとツンツンデレな骸+ラブラブ夫婦ヒバツナの竹取パロでした!続かないよ☆
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