ヒバツナ生活先生って響きがエロいよね

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2025-11-22 18:35

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アラウディ先生に白衣を着せてみたいです。たまに眼鏡とかかけたらたまりません。そんな先生を見て女子生徒がきゃーきゃー騒いでいるに違いない。そんな女の子の後ろでぽややんｖとツナが見てて、たまたま目があって赤面してるそんなアラツナ。真っ赤になったツナとか可愛すぎだろ。ちょっと涙目ってのがポイント。
先生×患者か化学の先生×生徒どっちでもいい。

それにしてもニコ動でひぐらしが見れなさすぎるのはどうなのかしら。一般だからあんなにも追い出さなくてもいいのに＞＜　2部は諦めてようつべで解を見てます。

Losson 1　

6月のジメジメとした空気は憂鬱になるけど、先生の授業がある日は雨なんて気にならない。

「あ、」
「どうした？ツナ」
「化学室にノート忘れてきちゃった…ごめん山本、先に戻ってて」
「オレも一緒に行こうか？」
「そんな悪いって！」
「じゃあ教科書は持って行ってやるよ。そっちの方が走りやすいだろ？」
「ありがと、ごめんね！」
「転ばないようになー」
「うん！」

休み時間はあと5分。化学室までの廊下を歩きながら時間を確認した。大丈夫、化学室までそう遠くはないから次の授業までは間に合いそうだ。
階段を上ってすぐ左の教室。扉を開いて一番奥へと進む。思っていた通り、水色のノートがひとつ椅子の上にあった。オレはそれを持って教室に戻る足を止めた。
しん、と静まり返った教室。さっきまであんなにも楽しかった空間にひとり佇んでいると、いつの間にか独り言がこぼれていた。

「アラウディ先生もう職員室に戻っちゃったのかな…」

「僕がなに？」
「ひゃっ！？」
「僕に何か用？」
「あ、いえ…ノートを忘れてたので取りに来きただけです」
「…そう」
「あっあの…」
「なに？」
「今日の授業で分からないことがあったんですけど、昼休みに聞きに来てもいいですか？」
「昼休みは会議があるんだ」
「あ、そうですか…そうですよね先生忙しいですもんね…」
「放課後」
「え？」
「今日の放課後だったら空いてるけど、どうする？」
「行きます！ＨＲ終わったらすぐにでも…！」
「分かった。準備室で待ってるよ」
「はい！ありがとうございます！！」

本当はもっと話したかったけど休み時間があと2分で終わってしまうことに気づいたオレは慌てて教室へと戻った。角を曲がる直前、なんとなくドアの方を見たらアラウディ先生がオレの方を見ていた。オレの気のせいかもしれないけどちょっとだけ笑っていたようにも見えた。クラスの女子が赤面する魔性の笑み。それはオレにも効果があるみたいで、熱を持った頬を押さえながら階段を降りた。

アラウディ先生の授業はとても分かりやすい。破滅的に勉強ができないオレでも授業についていけるようになった。それにあの涼やかな声とか、無駄のない説明。男の人に綺麗っていいか分からにけど整った容姿に見とれてしまうときもある。先生に褒められたいって気持ちが大きくなって化学だけは頑張ろうって思える。こんなこと言ったらほかの先生に怒られそうだけど。

最近おかしいんだ。アラウディ先生を見ているとドキドキするし、目が合っただけで心臓が跳ね上がってしまう。もっとたくさん話したいと思えば思うほど言葉が出てこなくて、それでも今日はかなり頑張った。今年一番の頑張りかもしれない。分からない問題があるのは本当だ。だけど、実はアラウディ先生と放課後も会えるなんて初めてだ。
嬉しさのあまり廊下でスキップをしてたとクラスメイトに言われて恥ずかしかったけど、それ以上に放課後までの時間が待ち遠しくてすぐに忘れてしまった。

そして、待ちに待った放課後。先生とふたりっきりの空間になると気づいたのは準備室の扉を開ける直前だった。緊張と不安と期待。いろんな感情が混ざってどうしていいか分からない。ただ、これだけは言える。

アラウディ先生と一緒にいると幸せな気持ちになれるんです。

まだその感情に慣れないオレは少しだけ震える手で扉を開けた。

Lesson 1 - END

[7回]