[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
web拍手・日記コメントへのお返事はこちらでさせていただきます。※突発的にエロもあるかも。
ヒバリさんを見かけなくなって一週間。
初めは気のせいかと思ったけど、山本や獄寺君リボーンまでもヒバリさんの姿を見ていないそうだ。でも風紀委員は特に問題なく動いていて草壁さんの様子はいつも通りだった。
それと同時期にオレの周りで不思議なことが起こるようになった。いつも誰かに見られてるような気がするし、ドアが勝手に開いたり物が突然動いたり。まるでポルターガイスト現象のようだ。最初は何が何だか分からなくて怖がっていたけれど、慣れってすごい。今ではもうそこまで気にならならないまでになっていた。
ただ、ヒバリさんがいない生活はなんだか寂しい。そんなことを思うようになったある日の夜。それは突然起こった。
深夜、誰もが寝静まった時間帯にオレはありえない事態に困惑していた。
それは確かに人の体温で、そして指先の感覚。それがオレの体を撫でまわした。声を上げようとしても恐怖で何も言えなかった。目の前に、誰かがいる。姿が見えない誰かが。パジャマを捲くろうとする見えない手を掴み抵抗したが状況は悪化するばかり。あろうことか下着の中に何かが侵入してきた。これは男の人の手だ。握りこまれたオレの性器を擦り、先端に爪を立てられ徐々に硬さを増していく。こんな状況で反応してしまうなんてオカシイのは分かってる。男としての性だとしても恥ずかしくてたまらない。オレの抵抗の声は聞き入れてもらえるとは思えない。だけどオレには他にかにもできないんだ。
「やぁ…やだっ、やめてお願いっ…!や、やぁっだめ、でちゃう、からぁっああぁぁっ!」
快楽に、負けてしまった。はふはふと息を吸いながらぼんやりと頭の中にあの人の顔が浮かんできた。その理由は分からないけど無意識に名前を呼んでいた。
「ひばり、さん…っ」
すると、急に気配が消え元の静かな部屋に戻った。
もしかしたらヒバリさんの名前を出したことで透明人間が怖がってどこかに行ってくれたのかもしれない。汚れた下着を洗いながらなんとなくそう思った。
03 | 2025/04 | 05 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 |