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web拍手・日記コメントへのお返事はこちらでさせていただきます。※突発的にエロもあるかも。
さてさて、話は変わって、おもちゃ会社の社長のヒバリさん×多額の借金を背負った貧乏人ツナの話を妄想してました。二人とも中学生の設定です。
ヒバリさん(15)には10歳年上の兄・恭弥さんがいます。世界でも有名なおもちゃ会社の現社長です。いずれ、ヒバリさんも会社の仕事をするようになりますが、まだまだ先の話だと思っていました。
ところがある日、海外出張から帰ってきた恭弥さんから企画書を渡されます。なんでも次のプロジェクトをヒバリさんに一任するということです。
「僕はこんなのやらないよ。ゲームなんてくだらない」
「そう言うと思ったよ。でも、ヒバリにはいずれこの会社を引き継いでもらうんだ。今から開発に携わってもらった方がいいんだけど」
「そんなの知らないよ」
「出来ないからって最初から諦めるところはまだ子供だね」
「なにそれ。」
「ほら、そうやって武器を向けるところなんか特に」
「煩いよ。僕を馬鹿にしにきただけならあっちにいってよ」
「そんなつもりはないよ。ねぇ、本当にこれやってくれないの?」
「……いつまでやればいいの」
「期限は決まってないよ。まぁ年内には完成させたいね」
「半年もかかるものなの?」
「君の頑張り次第じゃない?」
「?よく分からないけど、こんなのすぐに作ってあげるよ」
恭弥さんが持ってきた企画書の仮タイトルは「~狙われた10代目のハート~ボンゴレⅩ(デーチモ)とドキドキ☆ラブライフ!」となっていました。なんでも恋愛シミュレーションというジャンルらしいのです。ゲームなんてしたことがないヒバリさんにとって仮想恋愛やスチル、バッドエンドといった初めて聞く言葉ばかりで内容を理解するのに時間がかかりました。でも、ゲームのあらすじは決まっているようです。
それは並盛高校を舞台にデーチモと呼ばれるマフィアの後継者を好きにならせればいいということです。そして、プレイヤーは一年をかけてデーチモとの距離を縮め「卒業式の日に、校庭のはずれにある樹(伝説の樹)の下でデーチモから告白されたらハッピーエンドを迎えることができる=ゲーム終了」とくことでした。
ゲームで使うイラストや主題歌、初回特典の内容までこと細かに書いてあります。ここまで内容が決まっていれば何もすることはありません。ところが最後のページには一つだけ決まっていないことがありました。
デーチモの声=キャスト未定
「つまり、このデーチモってやつの声を集めろってこと?」
「そういうこと。これフルボイスなる予定なんだけど、しっくりくる声優が見つからなくてね」
「あなたでも見つけられなかったものが僕に探せるとでも?」
「君にしかできないと思ってね」
「なにその期待に満ちあふれた笑顔。気持ち悪いんだけど」
「まぁなんとでも言いな。君には期待してるよ」
「新しいゲームと作るといっても一番大切なキャラの声を集めるのは簡単なことじゃないからね。僕は口出しはしないけど君が認めた声の持ち主で作らない限り発売はしないから」
「分かってるよ。中途半端なもの作る気なんてないから」
「そう。いい子が見つかったら僕にも会わせてね」
「明日にでも連れてきてあげるよ」
「優秀な弟を持って僕は幸せ者だね」
「それプレッシャー与えてるつもり?」
「僕の素直な気持ちを言ったまでだよ」
こんな兄弟の会話を草壁さん(25)はお茶を入れながら微笑ましい気持ちで見ています。
さぁ、ヒバリさんはデーチモの声にぴったりの子を見つけられることができるのか?
ツナとはまだ面識がないので二人が出会うのはこの3日後。
続きは明日にでも!
桜の妖精の話そっちのけでヒバツナメモリアルの話ですみません><;
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