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web拍手・日記コメントへのお返事はこちらでさせていただきます。※突発的にエロもあるかも。
小説を書く時間が無いので、その日に思いついたり妄想したネタ(というよりもメモ書き程度のもの)を書こうかと思います。
さっそくですが、今日は「10年経っても付き合ってないヒバツナ」です。
中学の頃にはお互い好きになっていますがタイミングを逃して気持ちも伝えていなくて、ましてや告白なんて10年経ってからは出来ない二人です。
ツナはボンゴレのボスになってヒバリさんは雲の守護者というボスと部下の関係が今でもずっと続いています。ヒバリさんは仕事のスピードも守護者の中でも一番だし、何よりも戦うことに関しては誰よりもセンスがあって、いざという時はヒバリさんに頼っているツナ。でもあくまでそれはボスとしての指示だったり指令です。
アジトだって隣に建設したのは風紀財団の方からだから個人的な感情なんてないとツナは思っています。
ヒバリさんは並盛が好きだから。たまたま土地が開いていたボンゴレのアジトの隣に自分のアジトを造っただけ。それも一理ありますがヒバリさんとしては少しでも綱と繋がっていたい。傍に置きたいという心理から隣にアジトを作りました。
ツナの方から報告書を持っていくのが当たり前になるくらい行き来きをするようになっても二人の関係は変わることはありませんでした。
このままずっとボスと守護者の関係のままなのは嫌だ。でも好きだと伝えても何も変わらない。自分の気持ちに蓋をしているツナですが、ある時、酔った勢いでヒバリさんに抱きついて告白までしています。
朝起きるとヒバリさんのアジトにいて、しかもヒバリさんが隣で寝ていました。
酔った時の記憶は鮮明に覚えていているのが幸か不幸か。ただ、ヒバリさんに告白をしたところまでしか覚えていませんでした。なんで同じ布団で寝ているのか怖くて聞けません。やってしまったとひとり、ショックを受けているとヒバリさんが目を覚ました。ツナは慌てて弁解をしようとしますが上手く言葉が出てきません。「ごめんなさい!昨日の事は全部忘れてください!!」とだけ言って自分のアジトに逃げ出すように戻りました。
それからヒバリさんの態度が冷たくなります。報告書は目の前で破られたり、目も合わせてくれなくなりました。これまで週に一回は顔を合わせていたのが全くなくなってしまいました。ヒバリさんはずっと外国を飛び回って、日本に帰ってこなくなりました。まるでツナを避けるかのように。
完全にヒバリさんに嫌われたと思っているツナはそのことを考えないように仕事に集中するようになりました。毎日休み無く朝から夜まで仕事をしていては体を壊すのは目に見えてています。いよいよ、倒れそうになった綱のところに一本の電話がかかってきます。電話の相手は草壁さんでした。
ヒバリさんが交戦中に大怪我をして入院しているとの知らせでした。意識がまだ戻らないヒバリさんのところに来て欲しいといった内容です。
ツナは仕事を全て放棄してヒバリさんのところへ向かいました。それはボンゴレボスとしてではなく、沢田綱吉として。
眠ったまま起きないヒバリさんの前でツナは自分の気持ちを全て言います。ずっと好きだったこと。守護者としてではなくヒバリさん自身を頼ってきたこと。酔った勢いではなく全部自分の気持ちだったこと。
嫌いになってもいい。一生会話をすることが出来なくてもいい。ヒバリさんがちゃんと生きてくれることが幸せだと。
「だから、お願いです…目を、開けてください…ヒバリさんがいてくれたからオレはここまでやってこれたんです。どんなに辛い現実でも受け入れてきた。でもヒバリさんがいなくなるのだけは絶対に嫌です…オレをひとりにしないで…」
ベッドの脇で泣きじゃくるツナの頭を撫でたのは包帯だらけのヒバリさんの手でした。
「君の、一番になれるならずっと傍にいてあげる」
だから泣かないで。10年前から僕は君の涙に弱いんだから。
そんな10年越しにくっつくヒバツナでした!おわりー^^
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