[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
web拍手・日記コメントへのお返事はこちらでさせていただきます。※突発的にエロもあるかも。
重たい目蓋を開けると眉間に皺を寄せたヒバリさんがオレの顔を覗いていた。
背中で桜の花が咲いていて奇麗な絵画を見ているようだった。
ふわりと散った薄紅色の花びらは夕日に溶けていった。
「きれ、い…」
「沢田?」
「………ひ、ばり…さん…」
「どうしたの、ちょっと、」
ヒバリさんの声がまた遠くなっていく。
なんでだろう、こんなにも焦っているヒバリさん初めてだ。
そうか、これは夢だ。
だってオレの事心配してくれるなんてありえないよ。
ヒバリさんは怖いだけの先輩だもん。
オレは脱水症状と熱射病、それに低血糖でその場で意識を失った。
<続きます>
03 | 2025/04 | 05 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 |