ヒバツナ生活

◆ツナが家をでるまであと10分（布団の中）。番外編？


「あの、ヒバリさん。今度のお休みっていつですか？」
「特に決まってないよ。でも君が店に来てくれる日以外じゃないかな」
「それってリボーンに何か言われませんか？」
「別に。君と会う前は週に一度しか行ってなかったんだから店の売り上げには影響してないからじゃない？」
「ホストっていろんな意味ですごいですね…」
「それで僕の休みがなに？」
「あさって平日なんですけど有休とってて休みなんです。だからもしよかったらオレと、」


ぐるるるるるる…


「「…………」」
「…ふっ」
「～～～！！///」
「桜餅ならあるけど食べる？」
「それって」
「昨日持ってきてくれたやつ持ってきたんだ」
「それじゃ、お言葉に甘えて頂いてもいいですか？」
「うん。ちょっと待ってて」


* * *


「わぁ…おいしそう…実はオレ初めて食べるんですよね」
「そうなの？じゃあ僕が食べてあげる」
「えっ！？ちょ、ヒバリさ、ああぁーー！」
「やっぱり並盛堂の桜餅が一番だね」
「ヒバリさんヒドイです…オレのさくらもち…」
「そんなに食べたいなら食べさせてあげるよ」
「え、それって…」

”沢田、はい。あーん”というのを想像して赤面していたツナですが…

「んっ…！ちょっひば、…んんっ、はぁっ…んっ…」
「……ん、やっぱり甘いね」
「はぁっ…はぁ…も、もう！ヒバリさん！イキナリなんでこんな、こと…！」
「君が桜餅食べたいっていうから」
「普通に食べさせてくれていいです！！」
「ふぅん。僕に食べさせて欲しいんだ」
「あっ、いえそういうんじゃ…」
「じゃあ自分で食べなよ。はいまだあるよ」
「……はい…。いただきます…」

「……///」
「どうしたの？顔真っ赤だよ」
「うううーーーっ…オレのばか…」
「ねぇ、熱でもあるの？大丈夫？」
「だ、大丈夫です…」
「それならいいけど。そういえばさっき何か言いかけてなかった？」
「あっ、えっとヒバリさんとオレの休みが重なる時でいいんですけど…」
「うん」
「デートしてみたいな…って…ダメですか？」
「一日一緒にいられるってこと？」
「…はい」
「いいよ。じゃあ明後日にしようか」
「いいんですか？」
「本当は今日でもいいんだけど、君が会社をサボるようなことしたら赤ん坊に何言われるか分からないからね。で、どこか行きたいところとかある？」
「じゃあ、えっと…お花見もしたかったんですけどもう散っちゃったから…海、が見たいです…」
「海、ねぇ。ドライブもできるしいいね。それなら君、お弁当作ってね」
「お弁当ですか！？そんな無理ですよ！オレ料理全然できないのに」
「これからの為に練習にもなるんだから楽しみにしてるよ」
「…これから、ですか？」
「そうだよ。それと、ハンバーグは入れてね」
「が、頑張ってみます…」
「うん。楽しみにしてるよ」


終わっとく！


桜餅＝ヒバリさんとキスとインプットされたツナでした。
ヒバリさんは心配そうにしていますが確信犯です。

ツナはしばらく桜餅は食べれそうにありませんね＾＾

[1回]