ヒバツナ生活痛いの痛いの飛んでけ～！

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2025-11-22 12:54

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痛いの痛いの飛んでけ～！

2011-02-11 01:35

今日、皮膚科に行ってきました！待ち時間が1時間半で診察が3分で終わって疲れました。私の貴重な時間が…しかも携帯を忘れてしまったのでネタもメモれなかったよ。
しもやけは塗り薬と飲み薬（漢方とビタミンE)で治るらしいので苦い漢方薬も頑張って飲むよ！

気が付いたら日付が変わってました…；ひそかに連日アップ目指してたのに＞＜。

●クリスマスなんて。5

赤ん坊からの誘いもあって沢田に会いに行ったら”嫌い、帰って”の二言を投げつけられ何も言えずに大人しく帰ってしまった。僕が来たら喜ぶんじゃなかったの。赤ん坊は僕のことを騙したのか。いや、彼はそんなことはしない。する必要性がないからだ。
だったらなんで沢田はあんなこと言ったのか。布団にくるまった彼は小さく震えていたようにも見えた。
泣いてしまうほど僕が来たことが嫌だったのか。どうしてだろう。胸の奥が痛くてたまらない。

12月の風はあまりにも冷たかった。

布団に入ってからも沢田の言葉が頭の中で繰り返されてあまり眠れなかった。それでも朝を迎は来て、いつも通り学校へ行った。冬休みだからって関係ない。風紀の仕事は年末にかけて多くなるから今のうちに片づけておなかいといけない。
彼が登校していると報告を受けたのは10時を過ぎた頃だった。

そうだった。今日は期末テストで赤点をとった生徒が補習を受けに来る日だった。本来なら3科目も赤点をとってる彼は1週間、補習を受けなければならない。でもそれは1日だけにした。残りの6日間は応接室の掃除でもさせようと思っていたからだ。
そう、いつだって沢田は『特別』だった。遅刻だって何度となく見逃してあげた。そのたびに「ありがとうございます」と言ってくれることが嬉しくて。風紀委員である僕にできるのはそれくらいだと思っていた。
それなのに、嫌われていたなんて。
僕一人で勝手にやったことだけど、あんな態度とられて、ムカついた。だって、”君”は僕のことを愛おしげに呼んだじゃないか。

『恭弥さん』

10年経たないと、君に触れることもできないの？
そんなの待ってられない。今すぐにでも手に入れたいのに。だから廊下でぶつかってきたくせに逃げだした彼を捕まえた。掴んだ手首はあまりにも細かった。だからかな、守ってあげたいだなんて思ったのは。

突き飛ばされた驚くことよりも早く、彼の体を包み込んでいた。

目を開けると、少し大人びた沢田がベッドにいた。首筋に残るいくつもの紅い痕。Yシャツだけ身につけているってどういう状況なの。
取りあえずトンファーで頭を叩いてやった。その衝撃でサラリと伸びた後ろ髪が肩から落ちる。手加減したつもりだったのに、相当痛かったらしい。頭を押さえて「いきなりなにするんですか！」と涙目で反論してきた。「10年前から変わってませんね！もう！」と頬を膨らませて怒るのは10年後の沢田だった。25歳にしては可愛らしい仕草で殴る気は完全に削がれてしまった。それよりも。

「君に聞きたいことがる。」
「なんですか？」
「この前、会った時のアレは何」
「この前？あ、もしかして商店街でのことですか？」
「そうだよ。僕は君のせいで勘違いしてバカみたいなことしたんだよ。どうしてくれるの」
「違うんです！勘違いをしてるのはオレの方なんです！」
「……は？」
「勘違いっていうか、原因はオレなんですけど、恭弥さんがあまりにも可愛くてついしちゃったっていうか…」
「…その呼び方、やめて。」
「え？」
「その声で呼ばれるのいやだ。」
「そんなこと言わないで下さいよ…最近やっと言い馴れてきたのに…」
「最近…？」
「付き合う前からずっと名字で呼んでたから本当は名前で呼ふの恥ずかしいんです！でも恭弥さんはこっちがいいていうから…」
「つきあう…って誰と誰が」
「きょ、じゃかった雲雀さんとオレですけど…？」
「………僕をからかうのもいい加減にしなよ」
「からかってなんかないですよ。オレたち付き合って今日で10年目になるんですから」
「…そんなの、絶対にありえない」
「5分後にはそうなってますからちゃんと言ってあげてください。10年前のオレに」
「何を？」
「ヒバリさんの気持ちです。オレ、バカだからちゃんと言ってもらわないと分からないんです」

泣いてるオレを抱きしめてくれるのはいつだってヒバリさんだけだから。

視界がぼやけて煙に包まれたと思ったら冷たい風が吹き抜けた。どうやら未来に行っている間に雪が降り出したみたいだ。うっすらと雪が積もりだしている。暖められた室内とは違って頬を指す冷たさを感じて元の世界に戻ってきたと思った。10年後の彼から言われたことを言おうとしたら目の前の小さい沢田は意味の分からないことを言ってきた。

「オレ、知ってるんです。ヒバリさんに彼女がいるって」

何言ってるの。付き合っている女なんかいないよ。

だって僕は君のことが好きなんだから。

＜続く＞

10年後は大人だけに大人の世界です（性的な意味で）
いろんな意味で凄い夜を過ごしたに違いないです。←

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